白内障手術のよくある質問眼科専門医監修・17問

このページの要点

手術について

Q. 白内障手術は痛いですか?

ほとんどの方は痛みを感じません。目薬による点眼麻酔(必要に応じて目の周りへの追加麻酔)で行い、手術中は「押される感じ」や「まぶしさ」を感じる程度です。術後数日は異物感やゴロゴロ感が出ることがありますが、処方される点眼薬で落ち着いていきます。

Q. 白内障手術は日帰りでできますか?入院は必要ですか?

東京都内では大多数の施設が日帰り手術に対応しています。手術そのものは片眼10〜20分程度で、来院から帰宅まで2〜3時間が目安です。全身疾患があり管理が必要な方、一人暮らしで術後の点眼が難しい方、片眼しか見えない方などは、病院で1〜2泊の入院手術を勧められることがあります。

Q. 両眼を同じ日に手術できますか?

日本では「片眼ずつ、1週間程度あけて」行う施設が主流です。同日両眼手術を行う施設もありますが、感染症が両眼に起きるリスクをゼロにできない点、片眼の結果を見てもう片眼のレンズ度数を微調整できる利点が失われる点から、慎重に判断されます。遠方からの通院など事情がある場合は担当医に相談してください。

Q. 白内障手術はいつ受けるのがよいですか?

「視力が○○以下になったら」という一律の基準はなく、日常生活で困っているかどうかが最大の判断基準です。運転や仕事、読書に支障が出てきた、まぶしくて外出がつらい、眼鏡を変えても見えにくい、といった段階が一般的な適期です。一方で、白内障が進みすぎると手術の難易度が上がる、緑内障発作の原因になることがあるため、「困っていないから放置」もお勧めしません。半年〜1年に1回は経過を診てもらいましょう。

Q. 手術後、視力はどのくらい回復しますか?

白内障以外に目の病気がなければ、多くの方が術後1〜数日で見え方の改善を実感し、1か月程度で安定します。ただし眼内レンズで矯正できるのは「ピントの位置」であり、網膜や視神経の病気(加齢黄斑変性・緑内障・糖尿病網膜症など)がある場合は、その分の見えにくさは残ります。

費用について

Q. 白内障手術の費用はいくらですか?

単焦点眼内レンズを使う保険診療の手術は全国共通の診療報酬で、手術当日の窓口負担は片眼あたり1割負担で約1.5万円、2割で約3万円、3割で約4.5万円が目安です(術前検査・薬剤費を含む概算、施設により前後します)。月の医療費が一定額を超える場合は高額療養費制度で自己負担の上限が適用されます。多焦点眼内レンズを選ぶ場合は、選定療養の追加費用(片眼おおよそ20〜35万円、レンズ・施設により幅あり)または自由診療の費用がかかります。

Q. 高額療養費制度や医療費控除は使えますか?

使えます。保険診療部分は高額療養費制度の対象で、70歳以上の一般所得の方なら外来の自己負担上限は月18,000円(2026年時点)です。あらかじめ「限度額適用認定証」やマイナ保険証を使うと窓口での支払いが上限額までで済みます。また、多焦点眼内レンズの選定療養費や自由診療の費用も含め、年間の医療費が10万円を超えた分は確定申告で医療費控除の対象になります。

眼内レンズについて

Q. 単焦点レンズと多焦点レンズはどちらがよいですか?

一概にどちらが優れているというものではありません。単焦点レンズはピントが合う距離が1か所で、見え方の質(コントラスト)が高く、保険適用です。眼鏡の使用を前提にするなら満足度の高い選択です。多焦点レンズは遠くと近くの両方にピントが合いやすく眼鏡への依存を減らせますが、夜間の光のにじみ(ハロー・グレア)やコントラスト低下が出ることがあり、追加費用もかかります。生活スタイル(運転・夜間活動・読書量)と目の状態から担当医と相談して決めます。

Q. 乱視があっても白内障手術で治りますか?

角膜の乱視が原因であれば、乱視矯正機能つきの「トーリック眼内レンズ」で軽減できます。保険適用の単焦点トーリックレンズもあり、追加費用なしで選べる施設が多くあります。乱視の程度によって適応が変わるため、術前検査で確認します。

Q. 眼内レンズは一生もちますか?交換は必要ですか?

眼内レンズは基本的に一生使えるよう設計されており、交換は原則不要です。数年後に「後発白内障」といってレンズを支える膜が濁ることがありますが、外来でのレーザー治療(数分・保険適用)で改善します。

術後の生活

Q. 手術後はいつから仕事や運転ができますか?

デスクワークは翌日〜数日後から可能な方が多く、運転は視力が安定し担当医の許可が出てから(通常1週間前後)です。洗顔・洗髪は多くの施設で術後1週間程度は目に水が入らないよう注意が必要で、目をこすることは1か月程度避けます。重労働・ほこりの多い環境・水泳は1か月程度控えるのが一般的です。施設ごとに指示が異なるため、必ず担当医の指示に従ってください。

Q. 手術後に眼鏡は必要ですか?

単焦点レンズの場合、遠くに合わせれば手元用の老眼鏡、近くに合わせれば遠く用の眼鏡が必要になります。多焦点レンズでも、細かい文字や夜間の運転で補助的に眼鏡を使う方はいます。眼鏡の作製は視力が安定する術後1か月前後が目安です。

Q. 白内障手術のリスクや合併症にはどんなものがありますか?

白内障手術は安全性の高い手術ですが、まれに術後眼内炎(感染、数千件に1件程度)、後嚢破損・硝子体脱出、眼圧上昇、網膜剥離、黄斑浮腫などが起こります。多くは適切な処置で対応できますが、術後の急な視力低下・強い痛み・充血がある場合はすぐに受診してください。点眼薬をきちんと使うこと、目を触らないことが予防の基本です。

このサイトについて

Q. 「白内障手術 対応」と「連携医療機関へ紹介」の違いは何ですか?

「対応」は、施設の公式サイトや診療案内などの一次情報で自院での白内障手術の実施が確認できた施設です。「紹介」は、眼科診療は行っているが手術は提携する病院・クリニックへ紹介する方針の施設、または自院での実施が確認できなかった施設です。紹介型の施設でも、診察・術後の経過観察はかかりつけとして受けられることがあります。

Q. Google評価はどのように表示・並び替えていますか?

白内障手術に自院で対応していることを確認できた施設のみ、Googleマップのクチコミ(星の平均と件数)を{{RATING_DATE}}に取得して表示しています。並び順は口コミ件数を加味した加重平均(件数が少ない施設は全体平均に近づく補正)で、当サイトによる推薦順位ではありません。評価は受診体験の感想であり、手術の質を直接示すものではない点にご注意ください。

Q. 掲載情報の修正や、自院の掲載を依頼したい場合は?

掲載内容の誤り・変更(移転、手術の開始・終了など)がありましたら、運営者情報ページに記載の方法でお知らせください。確認のうえ次回更新時までに反映します。掲載は公式サイト等で確認できた事実にもとづき、掲載料・広告料は一切いただいていません。

Q. 情報はいつ時点のもので、どのくらいの頻度で更新されますか?

対応状況(自院で手術を行うか)は{{SURVEY}}に全施設を調査した内容が基本で、公式サイトの変更や施設からの申し出を確認した際に随時修正しています。Google評価は毎月1回再取得し、記事も毎月追加しています。更新内容は更新履歴ページで公開しています。

このページの回答は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療方針を示すものではありません。症状や治療については必ず担当の眼科医にご相談ください。